長財布がポケットからはみ出るのが嫌で、しかも前の財布がボロボロになってきた。そんなタイミングでキャッシュレス時代に合う財布を探していたところ、行き着いたのが「abrAsus(アブラサス)薄い財布」でした。約半年間、仕事から普段使いまで毎日使い倒してわかった良い点と気になる点を、忖度なしでまとめます。
結論から言うと、キャッシュレス決済中心の人にはハマる、現金多用派には合わないという、はっきり相手を選ぶ財布です。
abrAsus(アブラサス)薄い財布とは
abrAsusは「持ち物を薄く小さくする」をコンセプトにしたブランドで、その代表作が「薄い財布」です。財布なのにスマホより薄いと言われるほどの薄さで、必要最低限のお札・カード・小銭を持ち歩くために設計されています。

基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | abrAsus(アブラサス) |
| 形状 | 二つ折り |
| 素材 | レザー |
| 生産 | 日本製 |
| 価格 | 16,058円(セール時購入価格) |
| カラー | ブラック(他にも複数あり) |
正規価格は18,000円前後ですが、Amazonセール期間中だったので少し安く購入できました。
なぜこの財布を選んだのか
前の財布が限界を迎えていた
長年使っていた財布が、革のひび割れや内装の破れで明らかに限界。新しい財布を探し始めました。

長財布は最初から候補外だった
ジーンズや細身のパンツのポケットに入れると上半分がはみ出る。座ったときに尻ポケットが膨らむ。長財布は単純にポケット派と相性が悪いので、最初から二つ折り以下に絞っていました。
キャッシュレス時代に「分厚い財布」は不要
ここ数年で生活が大きく変わりました。
- 現金を使う場面が激減(コンビニ・スーパーは全部タッチ決済)
- ポイントカードはアプリ化
- カードもクレカ・マイナンバー・免許証くらいしか持ち歩かない
- ATMで現金を下ろすときもスマホアプリで操作するので、キャッシュカード不要
つまり、もう財布に入れるものがほとんどない。それなら極端に薄いものを選ぼう、という方向で探していて見つけたのがabrAsusでした。決め手は機能性です。
良かった点|半年使ってわかった強み
1. 圧倒的な薄さとサイズ感
これが最大の魅力です。フロントポケットに入れても入っているのを忘れるレベルで薄い。冬に厚着していると「あれ、財布どこのポケットに入れたっけ」と一瞬探すくらい存在感がありません。
夏場の薄手のパンツでも、ポケットがほとんど膨らまないのは大きい。財布を持ち歩いているストレスから解放されました。

2. シンプルなデザインで仕事〜普段使いまで使える
無駄な装飾がなく、革とステッチのみのミニマルな見た目。スーツでも作業着でもバイクでも違和感がない、シーンを選ばないデザインです。仕事から普段使いまでこれ一つで済んでいます。
3. 価格が革財布として妥当
16,000円台は、革財布としては中堅の価格帯。安すぎず高すぎず、「壊れたら次もこれを買おう」と思える納得感のある価格でした。10万円近いハイブランドの財布までは要らない、でもチープな財布は嫌、というラインにハマります。
気になった点|正直なデメリット
半年使って実際に困った点を3つ挙げます。
1. 小銭の出し入れに時間がかかる
これが一番のネック。小銭収納は省スペース設計で、コインを並べるように整理しないと所定枚数が入らない構造になっています。

現金で支払って小銭のお釣りが多めに発生したとき、サッと放り込んで蓋を閉める、という動作ができません。並べる時間が必要で、後ろに人が並んでいると軽く焦ります。
実際、私の場合はお釣りでまとまった枚数の小銭が発生したときは、その場で財布に入れず、いったん別のポケットに突っ込んで会計をやり過ごすことがよくあります。
後で落ち着いてから財布または別の小銭入れに移し替える流れです。

そもそも小銭を入れていると財布全体の薄さが損なわれるので、私は基本的に小銭を入れていません。やむを得ず入った小銭は、家に帰って小銭貯金に移すか、別のコインケースに移し替えています。
2. カード枚数が少ないと落ちることがある
カード収納は、あらかた埋まっていれば抜け落ちません。しかし枚数が少ないとスカスカになり、向きによってはカードが滑り落ちることがあります。
私は通常、クレジットカード・マイナンバーカード・運転免許証の3枚を入れていますが、レジでクレジットカードを抜いて支払いをしている最中に、財布の角度が変わって残り2枚が落ちたことが何度かありました。
予備で名刺を1枚追加して埋めることで多少改善しましたが、薄さの代償として「カード枚数のチューニング」が必要だと感じています。
3. 結論:小銭入れは別で持つ前提の財布
この財布のデメリットの大部分は、「コインケースを別に併用する」ことで解決します。
すぐに家に帰ってこない外出時は小銭入れを持ち歩くようになりました。
私自身、昔買った戦人(センジン)のファスナーコインケースを再活用して、小銭はそちらに集約。abrAsus側はお札とカード専用にしています。
現金も合わせて「財布をひとつにまとめたい人」には合いません。
「メインの薄い財布+小銭用の別ケース」という運用に抵抗がない人なら最高の選択肢です。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめできる人
- キャッシュレス決済が中心で、現金はほぼ使わない人
- ジーンズや細身のパンツのフロントポケット派
- ミニマリスト志向で持ち物を減らしたい人
- カード3〜5枚で生活が完結する人
- コインケースを別で持つことに抵抗がない人
おすすめしない人
- 現金で支払う機会が多い人
- ポイントカードや会員カードを10枚以上常時持ち歩く人
- 財布をひとつにまとめたい人
- 札・小銭・カードを大容量で収納したい人
半年使った総評
買って後悔はまったくありません。「財布をポケットに入れているストレス」がここまで減るとは思いませんでした。キャッシュレス決済が主流になった今の時代に、最適化された設計だと感じます。
ただし、最初から「小銭問題は別ケースで解決する」と割り切れるかどうかで評価が大きく変わる財布です。レビューを見て「小銭が入れにくい」と書かれているのを「設計が悪い」と捉えるか、「そもそも小銭を持ち歩かない設計だ」と捉えるかで印象が変わります。
私はこの財布をキャッシュレス時代に振り切った設計として高く評価しています。次の買い替え時も、同ブランドの後継モデルか、似たコンセプトの薄型財布から選ぶつもりです。
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まとめ
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 薄さ・携帯性 | ◎ |
| デザイン | ◎ |
| 価格妥当性 | ○ |
| 小銭収納 | △(別ケース併用前提) |
| カード収納 | ○(枚数調整必須) |
| 総合 | ◎(合う人にはハマる) |
キャッシュレス派でポケット派の人なら、選んで損はない一本です。逆に現金派の人や、財布ひとつで完結させたい人は別の選択肢を探した方が幸せになれます。



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